工繊デザイン
デザイン史研究室

本橋 弥生

MOTOHASHI YAYOI

准教授

本橋 弥生の写真

文化の歴史は現在と未来を繋ぐ鍵であり、今後の文化のあり方を考える上で、極めて重要な役割を果たします。これまでの研究では、社会の近代化とともに、人々が新しい文化を創造してきたことに着目し、特にファッション文化の歴史に焦点を当てて、展覧会などの形で成果を発表してきました。近現代のファッション文化は、学術的な研究対象とされるようになってきたのはごく最近のことです。その間、多くの作品や資料が失われ、当時の状況を正確に把握することが困難な状況にあります。このため、特に日本の近現代ファッション文化(1930年代以降から現代までの、西洋やその他地域の服飾文化と接することによって生み出された日本のファッション)に関するリサーチを中心に、資料の収集やオーラルヒストリー記録などの取り組みを行ってきました。今後は、日本の伝統的な染織文化も射程に入れて国際的な視点で捉え、現代社会との融合を促進するための研究や取り組みにも力を注いでいきたいと考えています。

デザイン史研究室の活動風景 1デザイン史研究室の活動風景 2デザイン史研究室の活動風景 3

研究室では学生たちとどのようなプロジェクトや取り組みを行っていますか?

デザイン、ファッション、美術以外の芸術表現の歴史についてリサーチをしています。文献だけでなく、実物や現場で活躍しているデザイナーに話を聞きにいくなど、実践的な学びの場もつくっています。

ゼミや講義を通して学生とはどのように関わっていますか?

研究の主体はあくまで学生自身です。学生が自分の関心や興味を広げ、また問いを立てて調べていくことに対して寄り添うような指導を心がけています。できるだけ実物に出会い、そこから問いを立て、リサーチをしていくような研究環境を提供したいと思っています。

他にはない京都工芸繊維大学の魅力は何ですか?

少人数制ですので教員や学生同士の距離が近い点が魅力です。また、教員もデザイナーや建築家など実際にデザインの仕事に関わっている人も多い上、資料館や図書館には歴史的なものも含めデザイン資料が豊富にあるため、日本でデザインを学ぶには最良の環境だと思います。

受験生に向けてのメッセージ

ものの背景、歴史を知ることはとても面白いです。現在を知り、これからの社会を考えていくことにもつながります。ぜひ、一緒に学びましょう。

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