工繊デザイン

残薬確認と服薬管理をサポートするツールの提案

薬剤師と患者のコミュニケーション促進を目指して

石川 葵

製品デザイン計画研究室

残薬問題の解決に向け、薬剤師と患者の対話を支援するタブレットツールを制作した。患者が薬局の待ち時間に薬に関する質問に答え、薬剤師がその内容を基に服薬指導を行う仕組みである。ツールの目的は、①対面で口頭では聞き出しにくい残薬の情報を、患者が考える時間のあるアンケート形式で取得する②患者が服薬状況を振り返り、薬の悩みを共有することで服薬意識の向上を促す③共通の情報を見ながら会話することで、双方向的の会話を促進することである。薬剤師10人、患者8人に評価をしてもらい、薬の悩みを引き出しやすくなる、会話がしやすくなるなど、ツールの有効性が確認できた。今後は、実際の現場での使用などさらなる検証が必要だ。

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