工繊デザイン

触覚特性が感情評価に与える影響について

素材と表面形状の視点から

山下 詩織

製品デザイン計画研究室

製品デザインにおいて、表面の触覚特性は心理的快適さなどの感情喚起に重要な役割を果たすと考えられるが、素材や表面形状と感情との関係は十分に検討されていないのが現状である。本研究では、感情の次元説に基づき、素材と表面形状の2つの観点から触覚特性が感情評価に与える影響を検討した。素材の調査では、感情語を用いた二次元マップ上で各素材の位置関係を定性的に分析した。表面形状の調査では、3Dプリンタで作成したサンプルを用いて評価尺度法を実施し、得られたデータを分散分析および因子分析によって定量的に検討した。両調査に基づき、触覚特性に応じた製品表面テクスチャの応用例を提案した。

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