教員の働く場所選択に関する基礎的研究
制度・文化・空間の三層構造に着目して
明石 珠美
環境デザイン経営研究室本研究は、長時間労働と教員不足に直面する公立小学校を対象に、企業の生産性向上手法であるABW、すなわちActivity-Based Workingの適用可能性を考察したものである。これまで文部科学省が進めてきた働き方改革の議論は主に時間管理や業務適正化の側面が強く働く場としてのワークブレイスの在り方に関する視点は欠落していた。本研究では、都心部のC小学校における教職員へのアンケートと半構造化インタビューを通じて、授業準備と児童管理が複雑に交差する特殊な業務構造下での最適な環境を分析した。


