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自分の「好き」が社会を動かす

学生インタビュー

自分の「好き」が社会を動かす

デザインコース 学部3年片山 智貴

「好き」という気持ちを芯に持ちながら、柔軟に学び、迷い、試行錯誤を続ける2年生の声を紹介します。

鉄道デザインへの憧れから

作ることが楽しい。迷ってもいい

試して、発見して、自分で決める

好きなことを突き詰める

受験は“総合問題”で救われた

鉄道デザインで、地域を元気にできたら

最後に、受験を考えている人へ

鉄道デザインへの憧れから

どんな経緯で工繊を志望したんですか?

『僕はつばめのデザイナー』という本を読んで、鉄道のデザインってすごいな、面白そうだなと思ったのが最初のきっかけでした。もともと鉄オタだったので(笑)、車両の見た目や座席の配置、路線の色などに興味がありました。高2のときにオープンキャンパスに参加して、この大学に決めました。オープンキャンパスではダビンチ入試の相談会にも行きました。

作ることが楽しい。迷ってもいい

入学後の大学生活はどんな感じですか?

最初はバリバリ制作ばかりやる感じで。結構身構えていたんです。でも、やってみたら意外と楽しくて。1回生のときからいろんな制作課題があって、形にできる喜びを感じました。Illustratorは入学前は触ったこともなかったけど、2年の春休みに少しだけ触って、課題を通して覚えていきました。

試して、発見して、自分で決める

特に印象に残ってる授業や活動ってありますか?

1年生前期の「エッグショック」という課題がすごく印象に残っています。卵を高いところから落としても割れないような構造物をつくる課題なんですが、何度も試して、壊して、また作って…という繰り返し。最終的には、中の構造はバネのように力を吸収する仕組みにして、先生に「難しい」と言われながらも試行錯誤して完成させました。祇園祭が近かったので、そこから着想を得て、「提灯」をモチーフにした“卵舞”というタイトルで提出しました。提出時には撮影室でしっかり撮影し、文字のレタリングや紙選びなど、プレゼンボードにも妥協しませんでした。他にも、ポスター課題や、“大人の缶ジュース”というコンセプトで制作した缶飲料のパッケージ課題も印象に残っています。

試して、発見して、自分で決める

1年生前期課題「エッグショック」の最終発表で使用したプレゼンボード

好きなことを突き詰める

分野横断型の学びについてどのように感じていますか?

分野を横断して学べるのは、自分に合っていると感じています。もともと鉄道デザインに対する関心が強かったのですが、いろんな分野を経験したことで、「あ、こっちも面白いな」と思うことが増えました。

受験は“総合問題”で救われた

受験方法や受験対策について教えてください。

最初はダビンチ入試を受けたんですが、最終プレゼンで「何がしたいかが伝わらない」と言われて不合格に。でも、切り替えて前期入試に向けて本格的に対策をしました。高校1年から3年間、高校の美術の先生に実技を見てもらっていました。そこでは基本的なデッサンから、アイデアを考えて実際に描くという練習を繰り返しました。試験では「一本の樹木を切り出し、家具をつくるとします。その家具が、伐採され残った切り株の横に置かれた様子を想像し、写実的に描きなさい。」という出題で、本棚をテントのように配置し、木の成長と知の成長を重ね合わせたアイデアをデッサンで提出しました。現代文も、高校の先生に添削をお願いするなどして、対策しました。個人的には、総合問題でかなり救われたと思います。だから高校生には、模試の判定はあまり気にしなくていいよ、と伝えたいです

受験は“総合問題”で救われた

受験生時代のデッサンの練習風景

鉄道デザインで、地域を元気にできたら

将来について、どう考えていますか?

まだ先の話ですが、鉄道の車両メーカーのデザイン室に入れたら嬉しいなと思っています。卒業研究では、地方の路線が廃線になっていく現状に対して、デザインで地域を活性化できないかというテーマはどうかなと、ぼんやり考え始めています。卒業後は大学院に進学する予定です。あとは、留学などにも挑戦してみたいです。

最後に、受験を考えている人へ

受験生や保護者の方にひとことお願いします。

「好き」をとことん極められる場所です。数学や英語などの勉強が得意じゃなくても、総合問題でカバーできます。私も模試の判定は全然良くなかったけど、総合問題のおかげで合格できました。模試の判定に振り回されすぎず、自分の中の“やりたいこと”を大切にして受験を乗り越えてほしいです。